アイスホッケーなう

ゆるっと、ふわっと、つるっと、

スラップショットを打つための10のステップ

こんにちは、のーべるです。

今日はアイスホッケで最もかっこいいと言っても過言ではないスキルについて。

 

スラップショット=バッティングショットを打つためのポイントをご紹介いたします。

 

 

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 ①ショットが発生する原理をイメージする。

ショットの仕組みが分かっていなくては上達はありえません。

 

想像してください。

まず、あなたの全力の力によって叩きつけられたスティックが氷にぶつかり曲がります。そして、その曲がりがスティックに緊張をもたらします。

曲がったスティックが伸びると同時に、スティックに緊張が溜められます。

そそて、その緊張がリリースされ、そのパワーがパックに当たり、パックが飛ぶのです。これにより、パックは160キロ近いスピードでゴールに突き進むことができます。

 

リストショットやスナップショットほど正確には放つことができませんが、上記の手順により、スラップショットは放たれるのです。

 

②いつ打つべきかを理解する。

スラップショットを練習していると、どんなタイミングでもスラップショットを打ちたくなるものです。しかし、あなたがゴールの目の前にいるとき、スラップショットを打つ必要があるでしょうか?また、フェイスオフサークルの中にいるときはどうでしょうか?

 

スラップショットは基本的にはD向けのショットで、ブルーラインの近くから打つことが最適だと考えています。フォワードが打つなら、ダンプインをする時がも使うタイミングではないでしょうか。

 

③両足のつま先をパックに向ける。

スラップショットを打つときはつま先をパックに向けてください。この時、パックとの距離は90cm位が最適だと言われています。※個人差は有ります。

初心者に多くある間違いですが、絶対につま先をターゲット(ゴール等)に向けて打たないでください。上級者になればこのようなショットも可能になりますが、初心者のうちはつま先はパックに向けることを意識するといいでしょう。

 

④ネットは一瞬で確認する。

打つ場所をまじまじと探しているようでは素早いスラップショットは打てないでしょう。一瞬の判断でどこにシュートを放つべきか判断できるようになってください。

 

⑤スティックの握り方をマスターする。

(ライトハンドの場合で説明します。)

普段は左手でスティックの端を握り、右手でその左手よりも低い位置を握っていると思います。しかし、スラップショットを打つ場合は、普段よりも少し広めの間隔でスティックを握ってください。私の場合は肩幅くらいでスティックを握ります。

そして、スティックを振り上げた時に間隔を更に広くし、スティックを振り下ろしてくるのです。ショットを打ち終わったときは、また肩幅位の間隔で握っているかと思います。

 

どんなに上手い選手でも慣れないグリップ間隔では良いショットは打つことができません。

 

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⑥無駄に高く振り上げるな。

高く掲げたスティックはスラップショットの醍醐味でもあり、正直かっこいい部分でもあります。しかし、無駄に振り上げると力を半減させたり、正確さを失うことにもなります。

 

正直に申し上げて、スティックを腰の高さくらいまであげたらもう十分でしょう。

特に初心者の場合は、ブレードを腰よりも上に上げないように注意しましょう。低い振り被りでまともに打てるようになってから、徐々に高さを上げていくとよいでしょう。

 

しっかりとコツをつかめば、少ないモーションで力強いショットが打てるようになります。

 

⑦もう一度ゴールを見てみる。

振り上げているときもパックから目を離すな、と言われることもありますが、打つ前に一度ゴールを見てみてください。あなたがかっこいいスラップショットを打とうとしている理由は一つ、得点するためです。

 

ネットの空き状況、チームメイトの位置を把握し、得点ができるように注意しましょう。

 

確実に得点をあげるならチームメイトにチップ(軽く触れる)してもらうとよいでしょうね。

 

⑧氷を少しだけ叩く。

スラップショットで多いのが、パックのみを叩いてしまうミスです。全ての動作がうまくいっていても氷との接触で生まれる「緊張」によってより強いショットを生み出すことができなくなります。

 

⑨ボトムハンドを意識してみる。

パックとスティックが触れたらボトムハンドを意識してみてください。

ボトムハンドの親指が氷に向くように腕を回転させることで、パックに強さと正確さが生まれます。

 

⑩シュートしたあとは打った方向に進む様に意識する。

スラップショットを打ったあとはシュートした方向に進む様に意識してみてください。後ろに転んだりしてしまう人がいますが、そのような人はまだまだ未熟です。

肩とつま先はゴールを向に向かって進み、お尻は後ろを向きます。

 

体が前に向くことでショットに正確さが増すことでしょう。

 

砲丸投げの選手のように、打ったあとのモーションも実際のショットに関係してくるわけですね。

 

以上、スラップショット(バッティングショット)を打つための10のステップでした。

 

最初は慣れない点も多いと思いますが、アイスホッケーのショットで一番かっこいいと思いますので、ぜひトライしてみてください!

 

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